菊池徹講師 インタビュー

  1. 弁理士講座 菊池徹講師
初めて受講する人の立場で。
「暗記」ではなく「理解」を促す講義スタイル

 
菊池 徹(KIKUCHI TORU)

 
【プロフィール】

平成2年弁理士試験合格
菊池国際特許事務所 所長

弁理士試験大手受験機関では主に初級者・中級者を育成するゼミ等を担当し、これまでに多数の短期合格者を輩出。
菊池国際特許事務所にて積み重ねた特許から商標、審判、訴訟、外国関係に至るまでの豊富な実務経験を活かし、受験指導を行う。

■ 担当講座
基礎講座 / 短答対策講座 / 論文対策ゼミ

■ 著作
「知的財産法辞典」執筆者(三省堂)
「コンサイス法律学用語辞典」知的財産分野担当執筆者(三省堂)
日本弁理士会「パテント」平成2年11月号:先使用による通常実施権について
「ブランド管理の法実務-商標法を中心とするブランド・ビジネスと法規制-」(三協法規出版)

 
【講師としての思い】

弁理士試験は社会人になって目指す方も多く、色々な環境の方が受験する資格の一つです。 社会人受験生が多い資格であるからこそ、合格に必要な知識を限定的におさえ、無駄を排除し効率的な授業を目指しています。

弁理士試験において一番重要なことは「基礎」であり、基礎なくして応用はありえません。 専門知識が連なる弁理士勉強において、いかに初学者の方が分かりやすいように講義をするか、どこを深堀すれば後々の知識向上につながるかを考え、講義を進めています。 既に長年勉強をされている方においても、断片的な知識を整理し、全体の理解へつながる講座としてお役立ちいただけるかと思います。

「暗記」ではなく「理解」で解答を導き出せるように。
弁理士試験は決して楽しい道ではありませんし、挫けそうになることもあるでしょう。
そんな時「伴奏者」として共に走り、皆さんのお力になれればと思います。

 
【弁理士のやりがい】

弁理士の仕事は非常に面白く、やりがいを感じる仕事です。 自分が代案した案件が、特許査定や商標登録を受けることにより「結果が見える形で残る」数少ない仕事の一つでもあります。

例えば、あるベンチャー企業立ち上げの際に関わった案件が特許を取得した後、その技術をもとに大きくなっていく過程を見るのは、まるで自分も共に事業をし成長していっているような喜びを味わうことができます。

50代はまだ赤ん坊だと言われる弁理士業界では、働き方も様々です。自分で開業をしたり、勤務弁理士になったり、はたまた起業をしたりと、自分の生き方を自分で決めらるのは大きな醍醐味です。
是非弁理士資格を取得いただき、「自分らしい生き方」を歩んでいただければと思います。