基礎問演習講座は、簡単な事例問題を用いて、基礎知識を定着させるとともに、答案を書く力を養成し、論文答案が書ける土台を身につける講座です。 これまで基礎講座で習得してきた知識の、どの部分をどのような形でアウトプットすれば点数に結び付けることができるのか、単体の論点にしぼった形の問題に数多く取り組み、アウトプットを練習していきます。答案の型を身に着け、最大の山場である過去問対策への肩慣らしをしていきましょう。
「基礎問」は予備試験・司法試験・旧司法試験における出題統計から、重要と考えられる論点につき、単一論点ごとに学習できるようにした事例問題です。論文過去問との関係では、過去問の答案のパーツ部分を切り抜いて、簡易な問題としてできるようにしたものというイメージです。 約350題程あるたくさんの基礎問を用いて、重要論点について論文の書き方の基礎をマスターしていきましょう。 必要な論点知識を広くカバーしていますので、本番の試験で「書ける」力を養うことができます。
講義時間 |
基礎問講義 基礎問添削 |
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担当講師 |
予備試験講座専任講師 他 |
教材 |
論文問題集:導入問・基礎問編 /判例六法/ 論証集 / 判例集 / 基本書 |
配信スケジュール |
配信スケジュールはこちらをクリック |
視聴期限 |
2023年7月31日まで |
予備試験_基礎講義(7期)_憲法Ⅰ_第1回
資格スクエア予備試験講座高野講師による授業サンプルです。
予備試験_基礎講義(7期)_憲法Ⅱ_第1回
資格スクエア予備試験講座高野講師による授業サンプルです。
論文問題集の導入問・基礎問編では、導入問と基礎問について、問題文と参考答案が掲載されています。
・導入問は、初学者がはじめての論文を書くときの入口となる短文のかなり基礎的な問題です。導入問演習を通じて、論文の書き方の基本を身につけることを目標としましょう。
・基礎問は、重要な論点を扱った短文の基礎的な事例問題です。基礎問演習を通じて、論点につき、問題提起、規範、あてはめという答案の流れを身につけることを目標としましょう。
基礎問は、試験直前期までには、何度も演習を繰り返し、基礎問で扱われる論証を何も見ない状態で、試験本番に出力できる状態にすることが、到達目標となります。もっとも、基礎問期の段階で、そのレベルまで理解を高めることは困難ですし、論文過去問を一通り学習することによって、基礎問をより一層深く理解できるという関係でもあります。
そこで、基礎問講義を視聴するにあたっては、まず、①判例六法・論証集を見ながら、基礎問を解いてみて、検討メモを作成し、②その検討メモと参考答案を比較し、ズレを把握してから、③基礎問講義を視聴することをおすすめします。基礎問の参考答案を読む際には、どこが問題提起で、どこが規範(判断基準)で、どこがあてはめなのか、という点について自分で色分けなり、線を引くなりして、文章の構造を理解するようにしましょう。参考答案の構造を理解する際には、写経や音読などが有効です。可処分時間の許す限り、手で書いて、また、声に出して文章の構造を理解しましょう。 一通り、講義を聞き終えたら、基礎問演習・基礎問添削※にうつりましょう。なお、実務基礎科目、選択科目については、基礎問期はありませんので、導入期が終わり次第、論文過去問期に入ります。