基礎講座では、司法試験、予備試験、上位法科大学院入試の合格に必要な知識を習得していきます、予備試験・司法試験の対策において、知識があれば良いというものではありませんので、それを使い問題を解くための法的思考能力の基礎を同時に身につけます。 知識のインプットとしては 、基礎講義で合格に必要な知識の全体の約8割を習得します。残りの2割は短答対策用の細かい知識や、論文問題を解きながら応用的な問題にふれることで習得していきます。
「学術的な体系」ではなく「学びの体系」で講義を進めていきます。例えば、基本書の目次を見ると「学術的な体系」で記述され、内容は非常に整備されています。しかし、司法試験予備試験対策にとって必ずしもその体系が良いとはいいきれず、実は、一通り学んだ後のほうが理解しやすい範囲や、先に学んだ方が理解しやすい範囲が存在します。初学者から圧倒的な支持を受けている高野講師が、学術的には前にきているテーマでも、実は後ろにした方が分かりやすい。後ろにもってきたほうが勉強しやすいといった、学びやすさを考え、講義を順序だてて展開します。論文式試験で圧倒的に出題可能性が高い範囲を優先的に講義におりこむなど、司法試験予備試験に合格するために効率的に学ぶことが考えられた講義になっています。
講義時間 |
入門講義 基礎講義ⅠⅡ 導入問演習・添削 |
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担当講師 |
高野泰衡講師 他 |
教材 |
体系目次 /入門テキスト/ 基本書 / 講義ノート / 短答問題集アプリ/ 論文問題集(導入問・基礎問編)/ 判例六法 |
配信スケジュール |
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視聴期限 |
2023年7月31日まで |
法律の学習には、難しい概念がたくさん。これから法律の勉強を始めよう、という方にとって、難しい言葉が続いてしまうとお手上げ状態になりかねません。入門講義では、最初に法学・基本7科目の特徴を学習します。自分の日常と結びつけながら、法律の全体像が学習できるように構成していますので、法律の入門ガイドとして活用してください。法律は、全体像がわかると細部が理解できるようになるという特性があります。そのためには、まず、全体像を理解してしまうことが大切です。
基礎講座は、条文の要件・効果・論点について、予備試験合格に必須の知識をインプットする講座です。法律はすべて条文から成り立っていますので、条文の要件・効果・論点を理解するのが近道です。基礎講座Ⅰでは、学習範囲のうち、最重要の点のみに絞って解説をしていきます。導入で全体像が頭に入ったとはいえ、予備試験の試験範囲は非常に拾いものです。従来型予備校では、入門講座の時間数が長すぎるがゆえに、多くの方が入門講座を1周せずに脱落してしまう現実があります。 基礎講座Ⅰでは、講義を短時間に絞ることで、最重要の点のみを解説する方針にしています。予備試験をクリアするにあたっての基礎中の基礎を、すばやく身に付けていきます。
基礎講座Ⅰでは、最重要の論点のみを解説し、短時間で法律7科目を1周することを可能にしましたが、応用論点について拾いきれていないものもあります。基礎講座Ⅱでは、基礎講座Ⅰの内容を前提に、再度7科目を1周しつつ、今度は応用論点についても拾っていく講義になっています。基礎講座Ⅰの内容にも当然言及していきますので、結果として基礎講座Ⅰの復習をすることもできます。 法律は、何度も繰り返し学習することで理解度が指数関数的に上昇していく学問です。何度も全範囲を復習する癖を基礎講座の段階からつけてしまいましょう。
従来の大手予備校では、細かな論点、過去に試験で殆ど出題されていない論点についても拾うので、入門講座だけで500時間以上、それを回すことだけで1年かかることになりますが、それではアウトプットの時間を確保することができません。 逆算合格術の基礎講座では、合格に必要な知識を逆算し、本当に必要な部分だけに絞って講義をご提供します。わかりやすい図と丁寧な説明で初学者から圧倒的な支持を受けてきた高野講師が基礎講座のすべてを担当しています。
予備試験_基礎講義(7期)_憲法Ⅰ_第1回
資格スクエア予備試験講座高野講師による授業サンプルです。
予備試験_基礎講義(7期)_憲法Ⅱ_第1回
資格スクエア予備試験講座高野講師による授業サンプルです。
法律は、全体像がわかると細部が理解できるようになるという特性があります。そのためには、まず、全体像を理解してしまうことが大切ですので、基礎講義はなるべく早く視聴することを意識しましょう。もちろん、これは雑に聴き進めて良いというわけではありません。 講義を受講していると、どうしても把握しにくい範囲がでてきます。先の勉強をするところで理解が進む範囲もありますので、多少わからない範囲があってもこだわりすぎずに先にすすみ、なるべく早く演習にはいりましょう。 インプットを完璧にしてからアウトプットに入りたいと考える方がいますが、インプットをインプットしているだけでは知識にはならず、問題にあたりながら学び進めることでインプットが完全になっていきます。インプットのためにはアウトプットが不可欠なのです。