2023年(令和5年)測量士補試験の解答速報
2023年(令和5年)測量士補試験の本試験当日に解答速報を行います!
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試験後1週間以内に、中山講師による 『本試験・徹底解説』 を動画で配信いたします。
解答速報
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総評動画・スピード配信
公開日時試験当日18時から公開予定
本試験・徹底解説
公開日時5/23公開
講師による詳細な本試験の解説を動画でご覧いただけます。無料でお申込みいただけますので是非ご利用ください。
本試験・徹底解説
0円(税抜)
- ※発送物はございません。動画視聴ページから解説動画をご視聴ください。
アガルートアカデミーで土地家屋調査士を目指そう!
測量士補試験に合格することで、不動産の表示に関する登記の国家資格である土地家屋調査士試験の「午前の部」の試験の免除を受けることができます。
アガルートアカデミーでは、測量士補試験に合格した方に向けた講座やカリキュラムもご用意しております。
測量士補試験に合格したら、ぜひ、土地家屋調査士にチャレンジしてみてください。
測量士試験解答速報
アガルートアカデミーで測量士を目指そう!
測量士試験は、測量士補試験と全体の枠組みは変わらないので、測量士補試験合格で得た経験と知識を存分に活かすことができます。
アガルートアカデミーでは、測量士試験のカリキュラムもご用意しております。
測量士補試験に合格したら、ぜひ、測量士にチャレンジしてみてください。
測量士試験お役立ちコラム
~中山講師による法改正の出題論点予想~
試験前の直前チェックポイント!
GNSS水準測量
GPS、準天頂衛星システム、GLONASSなどの衛星測位システムの充実や高精度化されたジオイド・モデル「日本のジオイド2011」の整備により、GNSS観測で効率的に標高の測量がおこなえるようになった。
(1)観測
GNSS測量による標高の測量は、平均図等に基づき、スタティック法によりおこなう。
GNSS水準測量における既知点は、1~2等水準点、水準測量により標高が取り付けられた電子基準点または1~2級水準点を使用する。GNSS水準測量により、3級水準点を設置することができる。
(2)観測上の注意点
電波の大気遅延が高さ方向の精度に大きく影響することから、観測時の気象条件に十分注意することが必要である。
地上レーザ測量
地上レーザ測量(TLS:Ter- restrial Laser Scanning)とは、地上レーザスキャナを用いて地形、地物等を観測し、数値地形図データを作成する作業をいう。
(1)地上レーザスキャナ
地上レーザスキャナとは、地上に設置した機器から計測対象物に対しレーザ光を照射し、対象物までの距離と角度を測定することにより、対象物の位置や形状を三次元観測データ(高密度の標高値群とその反射強度)として計測する測量機器である。地上レーザスキャナからの距離測定は、照射光と反射光の時間差又は位相差を計測することで行う。
(2)観測上の注意点
地上レーザスキャナを用いた計測を行う場合は、地上レーザスキャナから照射したレーザ光と対象物とがなす入射角や、地上レーザスキャナから対象物までの距離に留意することが必要である。入射角が小さくなると、反射光の強度が弱くなることに加え、レーザ光の各点の照射範囲が広がるため、距離測定の精度が悪くなる。
また、斜面にレーザスキャナを設置してその斜面を計測する場合は、地形の低い方から高い方への向きを原則とする。これは、下から見る方が入射角が大きくなるからである。
(3)地上レーザ点群測量
地上レーザ点群測量とは、地上レーザスキャナを用いて地形、地物等を観測し、三次元点群データを作成する作業をいう。三次元点群データは、地形や地物を表現するための、位置や高さなどの情報を持つ点の集まりである。
地上レーザスキャナを用いて計測した三次元観測データには、対象物を正しく計測できなかった計測点のデータも含まれることから、現地調査の結果や別途撮影した写真を参照しながらデータの除去を行うことが必要である。除去により、地形を標高値の集合だけとした三次元点群データを作成する。
三次元点群データは、後の工程で利用しやすいように、格子状の数値地形モデルや不整三角網状のTINデータへ変換(構造化)することも多い。これにより、断面図作成や土量計算などを行うことができる。
UAV写真測量
UAV写真測量とは、UAV(無人航空機・ドローン:Unmanned Aerial Vehicle)により地形、地物等を撮影し、その空中写真を用いて同時調整をすることで数値地形図データを作成する作業をいう。
(1)飛行禁止区域
航空法により、DID(人口集中地区)や空港周辺、150m以上の高さの空域は、UAVの飛行が禁止されている。また、人や建物と機体との間に30mの距離を保てない飛行や、夜間、目視範囲外の飛行も国土交通大臣の承認が必要となる。
他にも、小型無人機等飛行禁止法によって、国の重要施設である国会議事堂や内閣総理大臣官邸など、外国公館や原子力発電所等の周辺地域の上空がUAVの飛行禁止対象地域として使用されている。
(2)UAV
UAVは、有人航空機と比較すると、コストや天候条件の面でメリットがある。
UAVを用いた数値地形図作成に関しては、これまでの有人航空機による空中写真測量と原理はほとんど変わらないものの、同時調整に必要なIMUを装備したUAVは広く普及していない。また、有人航空機のような検査体制がないため、使用するUAVは、安全確保の観点から、飛行前後における適切な整備や点検のために試験飛行や試験撮影を行うとともに、必要な部品の交換などの整備を行う。
(3)観測
UAVにより撮影された空中写真を用いて作成する三次元点群データの位置精度を評価するため、標定点のほかに検証点を設置する。
UAV写真測量は、写真測量であるため、有人航空機による空中写真測量と同様、同時調整のために隣接空中写真との重複が必要であり、地表が完全に植生に覆われ、地面が写真に全く写らないような地区では実施することは適切でない。よって、植生のない裸地での運用が適している。