合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

妊娠出産に伴い、産休及び育休を1年ほど取得しました。この機会にスキルアップをしたいと考え、資格取得を目指しました。

仕事では法令に基づいた業務が多く、関連法令も含めて理解を深めたいとの思いから、行政書士試験の合格を目指しました。仕事に結びつきやすい資格であるため、今後のステップアップにも活かしていきたいと考えます。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士試験の受験がはじめてであり、かつ、法律系の資格試験の学習経験もほとんどない状況でした。

そのため、独学での受験は難しいと判断しました。予備校では、基本的な知識の習得からフォローしてもらえて、初学者向けの学習スケジュールが組まれているため受講を決めました。

以前、アガルートで宅建試験の講座を受講した経験がありました。その際、テキスト及び講義ともに、十分な内容だと感じたため今回もアガルートの講座受講を決めました。

また、宅建士についても一度目の受験で合格することができ、カリキュラムに対しての信頼感もありました。

合格体験記・学習上の工夫

学習期間は約1年間です。

ただ、私の場合は、本試験の約6ヶ月前に出産予定だったため、前半6ヶ月でインプットを終わらせ、後半の6ヶ月は子育てを最優先に、可能な範囲でアウトプットを増やすという計画を立てました。

工夫したこと

前半の6ヶ月間でインプットを終わらせるには、その間に講義の受講が終わっていなければならない。受講スケジュールを月次・週次・日次に落とし込み、毎日の受講目標を立てました。

日次での目標を達成できない場合は、別日でリカバリーすることを守り、週次ではスケジュールから遅れないように心がけました。

後半6ヶ月のアウトプットに関しても同じで、本試験までに解く問題数の目標を決めて月次・週次・日次に落とし込みました。

ただ0歳児の子育てをしながらの学習だったので、まとまった学習時間を確保する事はできず、隙間時間の活用を徹底しました。「空き時間が5分でもあれば問題を1問解く」ということを習慣化し、細切れの学習をひたすら毎日繰り返しました。

また、机に向かって問題を解く時間がもったいなく、そもそもその余裕すらなかったので、ほとんどの問題はスマホで解くようにしていました。

私の場合は、子育てを最優先にし学習の優先順位を下げましたが、限られた時間と体力の中で自分に合った学習方法を考えそれを最後まで継続しました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

基礎的な法律知識の説明から、試験対策的なテクニックに至るまで細かく網羅されていた印象です。初学者で、かつ法律の基礎的な知識もありませんでしたが、入門総合講義だけで十分に知識を身に付けることができました。

講義

ほかの講義を受けていないので比較できませんが、納得感のある講義で、一度の説明で理解ができました。スピーディーで簡潔な講義でしたが、特に具体例を挙げながらのトークが分かりやすく記憶の定着につながりました。

テキスト

問題を解いていく中で、ほぼ全ての内容がテキストに記載されていたのでインプットはこのテキストだけで十分だと再確認し、安心して取り組むことができました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

10年分の過去問しか取り扱われておらず、個人的には問題数が少なく、アウトプットが足りないと感じました。

欲をいえば、10年分の過去問だけなら同様の問題集が市販されているので、折角なら過去問を基にした予想問題等も取り扱ってほしかったです。

基本的には分かりやすいですが、先生の私見を感じる部分が多かったです。

また、解説において、条文や判例を読むだけの場合がありプラスαの情報や関連知識も説明してほしいと感じました。判例の穴埋め問題においても判例を全文読まれる場合が多く、もっと要点や穴埋め箇所以外の重要なポイントを説明があったらもっと良いかなと感じました。

短答過去問解析講座のテキストと入門総合講義のテキストが連動されていれば、より使いやすかったです。復習の際には、短答過去問で間違えた箇所を入門総合講義で振り返るようにしていたので、せめて短答過去問の解説テキストに、入門総合講義のテキストの該当ページを記載ほしいと感じました。

また、解説のテキストには、ABCとランク分けされていましたが難易度と重要度を分けてランク分けしていただいた方が分かりやすいです。

過去問を何周か解いた後に、他資格の問題集や公務員試験の問題集等を活用しました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

解き方や考え方を身に付けることができました。

ただ、過去問全てを同様のやり方、テンションで解説してもらう必要はあるのかと疑問に思いました。過去問でなく、過去問に基づいた予想問題を提示していただき取り組みたかったです。

講座を受講した後、他社の記述予想問題集と入門総合講義で記述のポイントだと説明された部分を中心に学習しました。

ただ、令和2年度に出題された「背信的悪意者の意義」を問われるような問題には対応できておらず、ほかの問題についても部分点しか取れていないので対策不足だったと感じます。

模擬試験のご感想・ご利用方法

自分の現時点での実力を確認し、曖昧な部分を洗い出すために活用することができました。

また、本試験の時間内で本試験の問題数を解くという準備が不十分だったので、時間配分や問題を解く順番を確認するために参考になりました。

アガルートの模擬試験だけでなく、他社の模擬試験も受験しました。より本試験に近い状況をシミュレートしたかったため、他社の開催する会場受験の模擬試験も複数回受験しました。

アガルート・他社の模擬試験のいずれも、本試験の問題と的中している問題があり個人的には多く受験して損はないと思います。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

合格特典をモチベーションの1つにするのもありかと思います。

講師へのメッセージ

大学受験ぶりに大量のラインマーカーを消費しました。

ありがとうございました。

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