サーフィンのための最適なウェットスーツの選び方
最適なウェットスーツを選んで、より快適にサーフィンを楽しもう!
ウェットスーツの生産技術が向上し、冷たい水の中でも一年中快適に過ごせるようになったおかげで、サーファーのセッションスキルも向上しました。適切なウェットスーツを選ばないと、素晴らしいサーフセッションが、悲惨なものともなりかねません。薄すぎれば寒くてすぐに出たくなったり、厚すぎると動きが悪くなり、パドリングに疲れを感じたり熱がこもったりして楽しめないことがあります。リップカールではあらゆる気温に対応できるよう、幅広い種類のウェットスーツを提供しています。
厚手から薄手、スプリングスーツからフルスーツまで、ウェットスーツの種類や気温のガイドを読んで、次のセッションやサーフトリップでの適切なウェットスーツ選びに役立ててください。
サーフィン用ウェットスーツ生地厚ガイド
ネオプレンとはウェットスーツに使われる主な素材で、空気を含んだ小さな独立気泡構造でできており、体温の熱を閉じ込めることで冷たい水に対して断熱効果を発揮します。ネオプレンが厚いほど、より暖かいスーツとなり、サーフィン用のウェットスーツは、スキューバダイビングなどのアクティビティに比べると、必要な可動域の関係で薄くなる傾向があります。
一般的にウェットスーツの厚さは「3/2」といった2つの数字で表示されますが、より暖かいモデルでは「5/4/3」など3つの数字が使われています。1つ目の数字は胴体部分の厚さをミリ単位で表し、2つ目の数字は足と腕の部分の厚さを表します。3つ目の数字がある場合、2つ目は脚部、3つ目は腕部を表します。腕と脚は可動域を確保するために薄く、胴体は重要な身体の芯の熱を保持するために厚くなります。
水温に応じて推奨するウェットスーツの生地厚と種類をまとめました。
水温 | 厚さ(mm) | ウェットスーツの種類 |
6℃以下 | 6/5 | フルスーツ+アクセサリー |
6-11℃ | 6/5-5/4 | フルスーツ+アクセサリー |
11-14℃ | 5/4-4/3 | フルスーツ+アクセサリー |
14-17℃ | 4/3-3/2 | フルスーツ+アクセサリー |
16-20℃ | 3/2-2/2 | フルスーツ+アクセサリー |
18-24℃ | 2/2-0.5 | スプリングスーツ |
22℃以上 | 0.5 | ウェットスーツジャケットまたはラッシュガード |
水温
ウェットスーツの生地厚は水温に直接関係するため、サーフィンをする海域の状況を把握することが重要です。エリアをリサーチし、水温を確認しましょう。気温が暖かいからといって、水温が高いとは限りません。さまざまな生地厚や種類を試してみると、最適なウェットスーツが見つかりやすくなります。
天候
外気温と水温は大きく異なる場合があります。寒くても快晴のような天気が良い日は、気温と水温の両方が低い日と比べて、それほど厚いウェットスーツは必要ないでしょう。また、風も気温に影響します。早朝の気温は低めですが、日中に太陽が顔を出すと暑くなってきます。気温の変化が激しい場合は、アクセサリーがあると便利です。
体感
ウェットスーツを選ぶ際は、自分が冷え性や寒がりではないかということも考えましょう。上記の水温に応じたウェットスーツの生地厚の目安は、誰にとっても理想的なものとは限りません。もし寒がりな人であれば、生地厚を厚くした方が良いかもしれませんし、暑がりな人はその逆で薄くするのがよいでしょう。
ウェットスーツの生地厚について
柔軟性&素材
ウェットスーツの生地厚は、水中での保温性、素材の柔軟性、水底や岩などによる怪我の予防など、いくつかのポイントをもとに選びます。厚いウェットスーツは寒い海でも体を温め、擦り傷などから体を守ってくれますが、厚みで重さが増すとパフォーマンスが悪くなり、長時間のサーフィンでは体力を大きく消耗することがあります。それでも寒い海で暖かいセッションを行うためには、多少の柔軟性と体力を犠牲にすることは必要でしょう。
ウェットスーツの生地厚を決める際には、素材も重要な要素になります。例えば、リップカールの3/2mm Flashbomb HeatSeeker E7は、今までで最も暖かいテクノロジーを採用しています。つまり、一般的に4/3mmの厚さが必要な場合でも、選ぶ素材によっては3/2mmで対応できる場合もあります。
アクセサリー
水温が15℃以下などの低い場合、グローブ、ブーティー、フードなどラバーのウェットスーツアクセサリーが役立ちます。5本指のグローブやスプリットトゥブーティは動きやすく、ミトンやラウンドトゥブーティは保温性を高めます。冷たい水の中でサーフィンすることが多い場合は、フード付きウェットスーツもおすすめです。目的に応じて最適なアイテムを選びましょう。
ウェットスーツのクオリティ
ウェットスーツを選ぶ際は、できる限り「クオリティ」を重視しましょう。最高級のテクノロジー、素材、クラフトマンシップを備えたプレミアムスーツは、どんな水温でも快適に過ごすことができるため、高価格になることがあります。それでも特に厳しい寒さから身を守るために、クオリティは重要なポイントです。
リップカールのDAWN PATROLとOMEGAシリーズは、高品質かつコストパフォーマンスが良いので、初めてサーフィンをする人にはおすすめのウエットスーツです。
適切なサイズ選び
ウェットスーツのサイズ選びは、水中で快適な温度を保つためにも重要なポイントの一つです。サイズが大きすぎると、冷たい水がスーツ内に入り、体温を保てなくなります。体とスーツの間に薄い水分が入る程度にぴったりとフィットするのが理想的ですが、動けないほどきつかったり、擦れてかぶれたりしないかも確認ししましょう。首の擦れはよくあるので、夏にはラッシュガードもおすすめです。
特にオンラインストアで購入する場合は、サイズガイドをよく確認し、正しいフィットを見つけましょう。購入後は試着をして、胴体、足首、肩、膝に余分なゆとりがないかを確認してください。腕を上に伸ばしたり、しゃがんだりして、圧迫感や緩みがないか、しっかり確認しましょう。リップカールでは市場でも最も快適なウェットスーツを製造しているので、最適なフィットはきっとすぐに見つかるはずです。
どのサイズや生地厚にしたらいいか迷っても、リップカール公式オンラインストアでは*試着のみの未使用であれば返品・交換にも対応していますので、安心してお買い求めください!
*ウェットスーツを試着する際にはインナーショーツなどの下着を着用の上、室内にてお試しください。また、返品される場合は、裏返しにして1日日陰干しをするなどして、完全に乾燥させてからご返品いただきますようお願いいたします。
さぁ、ウェットスーツに着替えて、ザ・サーチに出かけよう!